
読書は「偶然の出会い」の連続です。
2025年上半期、私は思った以上に本を読んでいました。
ふと手に取ったもの、SNSやブログで見かけたもの、仕事や自分のライフステージにリンクしたもの……。
自分では「そんなに読んでないかも?」と思っていたのですが、振り返ってみるとどの作品にも何かしら心を動かされたポイントがあったのでまとめてみました。
読んでよかった本たち📚
- 『大切な人とうまくいくアサーション』平木典子・野末武義
- 『星の王子さま』サン=テグジュペリ/訳:河野万里子
- 『推し、燃ゆ』宇佐見りん
- 『ピンクとグレー』加藤シゲアキ
- 『コンビニ人間』村田沙耶香
- 『夜明けのすべて』瀬尾まいこ
- 『そんな部屋、あります!?』秋川滝美
特に印象に残ったのは『ピンクとグレー』

2025年上半期で最も印象に残ったのは、加藤シゲアキさんの『ピンクとグレー』。
まず、アイドルである加藤シゲアキさんが世に出したデビュー作、ということから気になっていました。
「芸能界」や「成功」といったテーマを描きながらも、どこか人間の空虚さや焦り、愛の不確かさにまで踏み込んだ作品で、読後にしばらく考え込んでしまいました。
”起承転結”の”転”がこんなにもハッキリと出てくる作品もなかなかないような気がします。
加藤シゲアキさんの他作品も期待しています。
共感度が高かったのは『そんな部屋、あります!?』

タイトル買いでした。
職業柄、とても「わかる~~~~~!!」と唸り、そして読んでいるとちょっと仕事のストレスを思い出してしまうので、いつもより休憩を多めにとった本でした。笑
主人公が30代で、恋愛や結婚、仕事、周囲との距離感に悩む姿は、まさに自分の今と重なっていて、ページをめくるたびに心が揺れました。
そして、バーやお酒に詳しい人、好きな人にぜひ読んでほしい作品です!
作中たくさん登場しますので、きっと楽しめるでしょう🍷
『夜明けのすべて』はあたたかい気持ちになる

「パニック障害」と「PMS」という要素に惹かれて手に取りました。
物語のテンポや日常の風景、街並み、職場の雰囲気……。
どれもあたたかく、頭の中に情景がワッと広がる作品でした。
こういう作品に出会えると、「読んでてよかった」と素直に思えます。
映像化しているようなので、そちらもとっても気になる。
もっと“表紙買い”の冒険をしてもよかったかも

こうして振り返ってみると、手に取る本は「共感できそうなもの」や「話題の作品」に偏りがちだったなと感じました。
無難で安心できるので無意識に手にとっているんだろうな。
後半はもう少し、表紙や帯の言葉、書店でふと目に留まった本に冒険してみたいです。
偶然の出会いが、今の自分に必要な言葉をくれることって、本当にあるんですよね。
ちなみに下半期に入った今も、すでに新しい作品と出会いました!
