
「大切な人なのに、思いがすれ違ってしまう」
そんな経験、あなたにもありませんか?
今回読んだ『大切な人とうまくいくアサーション』(平木典子・野末武義 著)は、「わかり合えないことも前提にした、やさしい関係性の築き方」を教えてくれる一冊でした。
ぜひ、恋愛や人間関係、言葉の伝え方に悩むひとに読んでほしい1冊です!
- アサーションって?自分も相手も大切にする伝え方
- 感想|わかり合えない不安こそ、丁寧な言葉で乗り越えたい
- アサーションは、パートナーだけじゃない。家族や友人にも
- アフターリーディング|こんなときに読み返したい
- まとめ|30代女性にこそ必要な「伝える力」
アサーションって?自分も相手も大切にする伝え方

本書で紹介されている「アサーション(assertion)」とは、自分の気持ちを尊重しつつ、相手の立場も思いやる自己表現のこと。
たとえば、こんな一言を変えるだけで関係がラクになる場面が、たくさん紹介されていました。
- 言いたいことがあっても、まず「3秒待つ」
- 「怒りをぶつける」のではなく、怒りの下にある感情を言葉にする
- 「イヤなところが見えてから、愛情は育ち始める」
目次のタイトルを見ただけでも、かなり心に刺さるものがありました。
どれも、30代の私たちにとって今まさに必要な気づきではないでしょうか。
感想|わかり合えない不安こそ、丁寧な言葉で乗り越えたい

30代は仕事、家族、パートナー…と人との関わり方に変化が出てくる年代。
特に「分かり合えないことが不安」になったり、「言葉にするのが怖い」と感じたりすることが増えたと感じています。
でもこの本は、
「完全にわかり合わなくてもいい」
と背中を押してくれました。
というのも、つい最近、恋人との見解の相違や言葉足らずのすれ違いで喧嘩し、すごく久しぶりに泣いてしまいました。
その時の私は、
「なぜ、自分だけが不安なの?」
「私だけが頑張ってるみたい」
と思い込み、不安にかられていました。
そんな私が本を読んで特に共感できたのは、「怒りの下には、わかってほしい気持ちがある」という章。
この言葉に触れた瞬間、自分の過去のすれ違いが一つひとつ腑に落ちていきました。
(恋人とはすぐに話し合って仲直りしましたので、ご安心を。笑)
アサーションは、パートナーだけじゃない。家族や友人にも

大切な人=恋人や配偶者、というイメージが強いですが、この本を読んで感じたのは、「大切な人」はもっと広い存在だということです。
たとえば私は、父親と話すと、つい言葉がきつくなってしまったり、そっけなくなったり……。
後から自己嫌悪になることがあります。
また、気心の知れた友人にさえ、言いたいことを飲み込んで愛想笑いをしてしまうことも。
「こんなこと、わざわざ言うほどじゃないかな」
「どうせ伝わらないかも」
「空気が悪くなると嫌だな」
──そんなふうに思って、気づかないうちに心の距離ができてしまう。
でもアサーションは、「感情を抑える」のではなく、「感情を言葉にして伝える」ための具体的な技術です。
この本に書かれていた
「3秒待ってから言葉にする」
「相手の立場も大切にする」
などのヒントは、親子や友人、兄弟姉妹など、恋人以外の関係性にもそのまま使えると感じました。
👇「自己実現」についてはこちらでも記事にしています!
アフターリーディング|こんなときに読み返したい

- 言いたいことがあるのに、うまく言えないとき
- 「私ばっかり頑張ってるかも」と感じたとき
- 大切な人にどう伝えるべきか悩んだとき
各センテンスが短く、太字になっている強調部分や文末のコメントを読むだけでも理解しやすく、1日で読めるライトなボリューム感です。
ですが、これを読んでみて私は10年後にも読み返したいな、と心に残る本でした。
たった一言を変えるだけで、関係性が変わる。
そんな希望が持てる一冊です。
まとめ|30代女性にこそ必要な「伝える力」

「私の気持ち、ちゃんと伝えられてる?」
そう悩んでいる30代女性にこそ、『大切な人とうまくいくアサーション』は一度手に取ってみてほしい1冊です。
お互いにわかり合えない部分があってもいい。
それでも、関係を続けたいなら、言葉の工夫が助けてくれるはずです。
今日からは「伝えない我慢」ではなく、「伝える工夫」を選んでみませんか?